今、高浜市内でリフォーム工事を行っていますが、そのお宅のある場所は、
古くからある地域で、家のあちらこちらに路地が巡っています。
最近、路地ってなかなか聞かなくなりましたが、皆さん路地って分かりますか?
昔からある地域などによく見かける、家と家の間にある通路の様な道?です。
大体幅が1m前後である事が多くて、主に人の行き来に使われています。
その為、自転車やバイクなんかでも通れない事が多いです。
(こんな感じです。いい雰囲気出してますねー。)
個人的に、この路地が大好きなので、休み時間に路地巡りをしています。
子供の頃は、自分の住んでいる所にも路地って沢山あったのですが、
開発が進み、だんだんとその数も減ってしまって、今ではほとんど見かけなくなって
しまいました。・・・寂しー。
路地を歩いていると、よそのお宅の玄関があったり、路地に面した建物の窓から
テレビの音や人の声が聞こえてきたり、とても「生活の近さ」を感じます。
曲がりくねった路地を見ると、「あの先は何があるんだろう?」と思い、
どんどんその先を目指して歩いて行ってしまいます。
曲がり角を抜けると、そこに家の玄関があって、その玄関先に座っている
おばあさんから「どちらさん?」なんて言われる事もよくあること。
また、思わぬ場所に出て意外な近道を見つけてしまう事もあります。
路地を歩いていると、日常とは違った空間に自分が居る様な気になって、
何だかワクワクしてしまいます。
地域の生活に密着して存在している路地。
いつまでも残しておいて欲しいです。
所で路地は日本だけではなく外国にも沢山あるそうです。
迷路の様になっていて一度迷い込むと大変!なんて所も沢山あるそうです。
同じ路地でも、その雰囲気は日本のそれとは全然違っていて、例えばこれ!
(おしゃれー!)
これはストックホルムにある路地だそうです。
日本の路地とは雰囲気が全然違いますね。
こんな所を是非歩いてみたいです。
今度、海外から設計依頼が来た時には現地視察がてら、是非こんな路地を
訪ねてみたいと思います。
・・・・・おそらく無いと思いますが・・・・。


